「アムロ。ちょっといいかしら」 ベルトーチカはアムロの部屋の、ドアの前に立っていた。 「何だい、ベルトーチカ?」 アムロはパソコンに向かったまま、答えた。 彼女はその態度を見て、ムッとしたが、落ち着いて話さなければならないと彼女は自分に、言い聞かせた。 ベルトーチカはベットに腰掛けると、アムロの横顔を見た。 彼の真剣な横顔をしばし黙って、見つめていた。 「すまない。ベルトーチカ、なにか用かい?」 「私のこと好き?」 少し困惑の色が顔に見えた。しかし彼は笑みを浮かべた。 「君を好きになれるか、分からないよ」 「アムロ……」 「僕の中にはララァが生きているんだ」 その言葉を聞いてベルトーチカはドアにロックをかけた。 アムロが問う前に、ベルトーチカは彼の唇を塞いだ。 「その人にこういうことが出来て?」 「僕は……」 彼女はまたアムロの唇を塞いだ。今度は彼も答えて、自分に多いかぶさる彼女の腰を引き寄せた。 アムロの舌が彼女の舌と絡むと、ベルトーチカの体には電撃が走った。 彼女は尚一層アムロの体に体を預けた。 静かな部屋に口から漏れる音が、二人を高ぶらせた。 アムロは彼女を抱いたまま立ち上がり、ベットに倒れ込んだ。 「アムロ。上手いのね」 「黙って」 彼女に口づけながら、アムロの手は彼女の体をさまよった。 女の突起に触れるとぶるりと震えた。 愛撫を互いに返した。彼女の甘い吐息が彼の胸にかかった。 彼の小さな乳首を舐めるて彼の張り詰めた肉棒を手で包み上下させた。 アムロの指は彼女の濡れてひくひくした割れ目に差し入れられ、その感触と彼女の反応を彼は楽しんだ。 「入れてっアムロ!」 アムロはそれを聞き入れ、彼女の足を割って自分自身をあてがった。 自分の欲しかったものが、人が今すぐそこまで来ていると思うと彼女はいてもたってもいられなかった。 だから彼女は足を広げて彼が入りやすいようにした。 つぷぷとゆっくりと入ってくるアムロの熱い棒にベルトーチカは満足げに微笑んだ。 彼女は彼の首に手を回して口づけ、彼が動きだしても止めなかった。 「あっあぁ、アムロっ」 卑猥な音が二人を包んだ。彼女の締めつけにアムロは無我夢中で腰を振った。 「あっ、もうイクっ」 ぐっちゅ、ぐちゃ、と二人の性器はこすれて濡れて、二人を向こう側へ連れて行った。 その時アムロが 「ベルトーチカ」 と愛おしく言ったのを彼女は胸の奥にしまった。 アムロは自分の腕の中で眠っている彼女の顔を見た。 愛しい彼女、と彼は思った。しかし、彼にとって彼女はなんなのか? 彼はまだ考えなければならないことが沢山ある。 おわり 初版081226 09121 090414 090522 Gガンダム